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【mintsでの訴え提起の方法~その1~】

2026.07.28ブログ

2026年7月 
弁護士 岡脇聡美

 令和8年5月21日より、mintsがスタートしました。
 (弁護士が訴訟代理人として民事訴訟を提起する場合には、mintsを使用して裁判所に書面を提出することが義務づけられました。)

 

1 mintsとは

 mintsとは、民事裁判書類電子提出システムのことをいい、MINji saibansyorui denshi Teisyutsu Systemを略したものです。mintsは、令和8年5月21日以降に訴え提起する民事事件において、インターネット上で裁判所に対し、書面を提出したり、書面を受け取ったりする際に使用することができます。

 民事訴訟手続のデジタル化に伴い、弁護士が訴訟代理人として訴え提起する場合には、mintsを使用して裁判所に書面を提出することが義務づけられましたが、それ以外の一般の方については、これまでと同様に、裁判所に対し、訴状などを紙の形で提出することが可能です。

 

2 mintsでの訴え提起の方法

 以下、mintsでの訴え提起の方法を、簡単に説明します。
 (1)まず、mintsのアカウントを取得します。
 (2)次に、取得したアカウントでmintsにログインし、新規申立てフォームのタブをクリックします。すると、上の部分に、入力者肩書と申立種別の欄が出てくるので、代理人と訴え提起部分にチェックを付けます。
 その後、①当事者・代理人情報、②申立内容、③添付書類、④参考事項の各入力画面に、それぞれ内容を入力します。

①当事者・代理人情報とは、従前、当事者目録に記載していた情報のことです。なお、当事者及び代理人の数が10人を超える場合には、裁判所指定形式のCSVファイルで、当事者及び代理人の情報を入力・提出する必要があります。
②申立内容とは、提出先種別(高裁、地裁、簡裁)、提出先裁判所(○○地裁等)、事件種別(通常、行政、医療等)、事件名、被告の数、訴額、手数料のことです。
③添付書類とは、申立ての趣旨及び理由、訴訟委任状、資格証明書などのことです。これらの書類はPDFデータにし、mints上の所定の場所にアップロードして提出することになります。
④参考事項とは、mints使用義務化前の訴え提起時に、裁判所から書面で照会を受けていた事項(送達の可能性、相手側の出欠の見込み、相手方が争う可能性、相手方との事前交渉の有無等)のことです。mintsの参考事項の画面にも、同様の内容を入力することになります。

(3)入力・アップロードする情報が多いので、情報毎にmints上の「保存」ボタンを押したほうが良いでしょう。また、これらの情報は、一度「提出」ボタンを押してしまうと、入力・アップロードをし直す(修正する)ことができないので、注意が必要です。

 

 以上の手順で、裁判所に申立てをすることになり、その後、裁判所から「訴え提起の申立てが完了しました。」というメールが届きます。もっとも、これで訴訟提起が完了したわけではありません。

 以降は【mintsでの訴え提起の方法~その2~】でご案内します。

 

★千葉市の弁護士事務所『法律事務所シリウス』より★