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田岡直博/菅野亮「責任能力が問題となる裁判員裁判の弁護戦略(1)」が「自由と正義」8月号に掲載されました

2012.09.18ブログ

 当事務所の菅野亮弁護士が,第二東京弁護士会所属の田岡直博弁護士と執筆した論文が,『自由と正義』Vol.63に掲載されました。

 『自由と正義』とは,日本弁護士連合会が発行する雑誌であり,毎号,法律実務や日弁連・弁護士会の当面する諸問題などについて特集が組まれており,弁護士登録をしている全ての弁護士に月一回配布されております。

 菅野弁護士が執筆した論文のタイトルは,『責任能力が問題となる裁判員裁判の弁護戦略(1)』というものです。この論文は,『変わる刑事裁判・裁判員裁判における弁護活動』という連載の,第33回目の論文となります。

 内容は,責任能力が問題となるケースにおける裁判員裁判において,いかなる弁護戦略をとるべきかというものです。①弁護戦略の必要性,②捜査段階における弁護活動,③公判前整理手続段階における弁護活動の3つの場面から,弁護人としての活動につきまとめられています。
 責任能力が問題となる事案においては,通常の弁護活動とは異なる配慮や活動が必要となります。特に,精神医学の知見が必要不可欠となりますが,ほとんどの弁護人は精神医学に対する知見を持っていないため,通常の弁護活動と同様の活動を行っていたのでは,適切な弁護ができなくなるおそれがあります。この論文には,責任能力が問題となる場合にどういった弁護活動を行うべきか,わかりやすくまとめられているので,実際に事件に取り組む上で,参考になります。

 タイトルには,「裁判員裁判の」という言葉が入っていますが,裁判員裁判以外の通常事件で責任能力が問題となる場合でも,弁護活動の参考になります。
 是非,ご一読下さい。