千葉で「オンライン外部交通」制度がはじまりました~その2~
2026年9月
弁護士 虫本良和
2026年5月から、千葉の刑事施設でオンライン外部交通制度(コラム「千葉で『オンライン外部交通』制度がはじまりました~その1~」もご参照ください。)がスタートしました。
このオンライン外部交通制度について、「第一陣」として同時期にスタートした地域は、栃木、千葉、兵庫、富山、山口、長崎、宮城、北海道(札幌・釧路)及び高知の9つの道県ですが、千葉の特徴として、この制度が「双方向」で利用できるという点が挙げられます。
具体的には、千葉で、オンライン外部交通が実施できる施設は、千葉刑務所(千葉市)、木更津拘置支所(木更津市)及び八日市場拘置支所(匝瑳市)の3つとなりました。この各施設について、弁護人が、「千葉」をアクセスポイントとして「木更津」又は「八日市場」に収容された被告人とオンラインで面会を行うという利用方法だけでなく、「木更津」又は「八日市場」をアクセスポイントとして「千葉」に収容された被告人とオンラインで面会を行うこともできるということです。
千葉県の弁護士事務所は、千葉地裁(本庁)に近いという理由から千葉市に集中する傾向がありますが、オンライン外部交通制度は、千葉市の弁護士と支部地域に事務所を構える弁護士のいずれにとっても、遠隔地に収容されている被疑者・被告人の権利を保障するための新たな弁護活動の1つとなるものとして、積極的に活用されることが望まれます。
以上
★千葉市の弁護士事務所『法律事務所シリウス』より★




