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低髄液圧症候群とは

相談内容

 交通事故の被害に遭った後,骨折などの外傷はなかったのですが,横になっていないと頭痛がひどく,家事もできません。
 近所の病院に行っても,むち打ち症としか言われないのですが,他に原因はないのでしょうか?

結果・回答

 起立性頭痛(座ったり立ったりすると悪化する頭痛)は,低髄液圧症候群(脳脊髄液減少症)の特徴的な症状とされています。
 低髄液圧症候群というのは,脳脊髄腔から髄液が漏出した結果,頭痛等の症状が発生する疾病とされています。
 起立性頭痛の症状があるからといって,直ちに低髄液圧症候群であるとは限りませんが,ひどい頭痛の症状が続くようであれば,専門の病院などを受診することをお勧めします。

 

ポイント

 過去には,交通事故による外傷で低髄液圧症候群を発症することには否定的な見解が多かったようです。
 ただし,近時では,厚生労働省による画像診断基準が発表され,ブラッドパッチという治療法が健康保険の適用になるなど,低髄液圧症候群という疾病概念が確立しつつあるようです。
 最近のいくつかの裁判例においても,低髄液圧症候群に基づいて後遺障害が認定されている事例も見られます。
 交通事故後に低髄液圧症候群の診断を受けた場合には,後遺障害等級が認定されるかどうか,弁護士に助言を求めてはいかがでしょうか。

★千葉市の弁護士事務所『法律事務所シリウス』より★