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菅野亮弁護士が札幌弁護士会で「自閉スペクトラム症(発達障害)/パーソナリティ症(パーソナリティ障害)が問題となる刑事事件」に関する研修の講師を担当しました

ブログ講演・書籍等

2025年9月
弁護士 菅 野  亮

 

 札幌弁護士会で、「自閉スペクトラム症(発達障害)/パーソナリティ症(パーソナリティ障害)が問題となる刑事事件」と題する研修の講師を担当しました。

 刑事事件において、精神鑑定が行われ、依頼者に、自閉スペクトラム症(発達障害)やパーソナリティ症(パーソナリティ障害)の診断がつくことがあります。主に治療につなげるという側面かと思いますが、従来よりも、上記のような診断がつきやすい傾向があるように思われます。

 そのような事例で、責任能力や量刑をどう考えるか、理論や裁判例を紹介しつつ研修を行いました。精神障害が影響した事件では、再犯リスクを過大視される可能性があり、量刑が不当に重くなる場合があるため、専門家の証言等を踏まえ、再犯リスクを低減させるための対応体制、受け皿作り等の地道な弁護活動が重要です。

以上

★千葉市の弁護士事務所『法律事務所シリウス』より★