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虫本弁護士が、中部弁護士会連合会で「福祉と連携する量刑弁護活動」をテーマに講義を行いました。

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2022年4月 

弁護士 虫 本 良 和 

 

 本年3月12日、中部弁護士会連合会(中弁連)が主催する刑事弁護経験交流会に、講師として参加しました。会場は、愛知県弁護士会館でした。

 経験交流会のテーマは、「福祉機関と協働して環境調整を行う情状弁護」でした。中部地方(愛知・岐阜・三重・福井・石川・富山)の6県の弁護士会に所属する弁護士から、高齢者や障害者が依頼者となった刑事弁護活動に関する事例報告や、パネルディスカッションが行われました。

 私は、「福祉と連携する量刑弁護活動」というタイトルでの基調講演と、パネルディスカッションのパネリストを担当しました。

 当事務所がある千葉県も、「司法と福祉の連携」に比較的熱心な弁護士が多い地域ですが、今回の交流会に参加していた愛知県弁護士会は、依頼者が釈放された後や、懲役刑等の宣告を受けて刑事施設に収容された後でも、(元)弁護人が必要な支援を行うための仕組みである「寄り添い弁護士」という制度を運用する、日本でも数少ない弁護士会の1つです。

 「寄り添い弁護士」制度の実践例の報告は、私にとっても大変参考になるものであり、千葉県弁護士会でも同様の制度を始められるようにしていきたいと考えました。

 

★千葉市の弁護士事務所『法律事務所シリウス』より★