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法廷弁護技術研修 in 金沢

2009.03.24ブログ

3月15,16日の二日間,金沢で「法廷弁護技術」の研修を行いました。

大阪弁護士会の秋田真志弁護士と私が講師として派遣され,講義や実演の講評を行いました。二日間の短い期間の研修でも,受講生の尋問技術やプレゼンテーション能力の伸びを感じます。

なお,研修の合間に,秋田弁護士から,いよいよ「実践 刑事尋問技術-事例から学ぶ尋問のダイヤモンドルール」(ダイヤモンドルール研究会ワーキンググループ編,現代人文社)が発売になるという重大発表(?)がなされました。

ダイヤモンドルールは,KEITH EVANS の名著「The GOLDEN RULES of Adovocacy」(高野隆訳・現代人文社)のゴールデンルールを超えるという野心に満ちたタイトルですが,本当に実践的な連載で,私自身も楽しみに読んでいました。

ところで,私も,時折,KEITH EVANSのThe GOLDEN RULES of Adovocacyを読み返すのですが,未だにこの本のすごさを読むたびに実感しています。
いつの日か,シルバールールくらいは自分なりに打ち立てたいものです。

       簡潔に
     彼らを楽しませよ
     彼らに物語りを語れ
      完全に誠実に 
 弁護士のように振る舞ってはいけない
     繰り返しには注意せよ
自分の証人の口に言葉を詰め込んではいけない
     アイ・コンタクト
    彼らに何か見るものを与えよ
      好人物たれ
 「彼ら」ではなく,「われわれ」と考えよ
  相手方が気づく前に自分の弱点を知れ
      細部を避けよ
       単純明瞭に
はじまりを考え,中盤を考え,そして結末を考えよ
集中して聞け  とくに自分の尋問に対する答えを
    テンポと調子を変化させよ
     共感を思い出せ
   常に完全にフェアに振る舞え
 彼らの家路を示すことを決して忘れるな 
「The GOLDEN RULES of Adovocacy」(KEITH EVANS,94頁)
                                     報告者 菅野 亮