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裁判員制度が始まります。

2008.11.28ブログ

 いよいよ,裁判員の候補者名簿に登載されたことを知らせる通知書の発送が開始されました。この通知を受け取った方は,候補者の名簿に掲載されていますが,裁判員になることが確実なわけではありません。
 その後,この候補者名簿に登載された方に対して,個別事件ごとに,裁判所は通知を発送し,裁判所の選任手続きを経て,裁判員に選ばれることになります。
 地区ごとに裁判員候補者になる確率は異なり,私が住んでいる千葉県においては,221人に一人とされており,大阪の211人に1人に次いで2番目に高い確率です(全国平均は約350人に1人です。)。想定される裁判員対象事件と人口比とはいえ,それだけ重大な事件が多いということでもあり,確率が高いことはあまり喜ばしいことではなさそうです。

 さて,実際に通知発送業務は始まっていますが,裁判員が刑事裁判に実際に参加するのは2009年5月21日以降に起訴された事件です。起訴後に準備の手続(公判前整理手続)があることを考えると,実際の裁判員が参加する刑事裁判が始まるのは,早くても2009年7月ころではないかと思われます。
 もし,裁判員に関して,例えば,「辞退できるのかどうか」,「会社として社員をどうあつかったらいいか」,「裁判員は何をすればいいのか」など,分からないことがあれば当事務所までお気軽にご相談下さい。
 最高裁判所のHPでも詳しいQ&Aがあります(→最高裁HP)。重要か否か分かりませんが,「裁判員に法服は支給されないんですか」なんていう質問例もあります(法服とは,裁判官が法廷で来ている黒いユニフォームです。)。残念ながらNOだということです。
また,電話で質問がある場合,法テラスのコールセンターも開設されています(→法テラス案内)
 新しい裁判員制度では,市民の皆さんの積極的な参加と忌憚のない意見が必要です。
 是非,自信を持って,裁判官と対等な立場で,市民の健全な常識を裁判の場で活かして頂きたいと思います。
                                  報告者 菅野””””””