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不起訴になるのはどんな事件なのでしょうか。

よくあるご質問刑事事件

 不起訴とは、事件を捜査をした検察官が決める処分のうち、公訴の提起(起訴・略式命令請求)をしない場合のことです。
 不起訴になる事件としては、まず、被疑者とされた人物が犯人でないことが明らかになった場合や、十分な証拠が集まらなかった場合などがあります。
 不起訴のうち、件数として最も多いのは、証拠が十分でも「犯人の性格、年齢及び境遇、犯罪の軽重及び情状並びに犯罪後の情況により訴追を必要としない」(刑事訴訟法248条)と検察官が判断した場合で、この場合の不起訴のことを「起訴猶予」といいます。
 平成27年版の犯罪白書によれば、事件総数のうち起訴率は32.8%であり、不起訴となった事件のうち約9割は起訴猶予の場合であることがわかります。
 なお、未成年が被疑者となる少年事件の場合には、検察官は、原則として全件を「家庭裁判所送致」処分とすることとなっています。